忌明け法要は「三十五日」または「四十九日」のいずれかに、ご自宅あるいは寺院(菩提寺)にて行います。この時の服装も、礼服(喪服)が基本です。

約30分ほど、導師(菩提寺の僧侶)が読経を行います。その後、仮位牌(白木位牌)は導師にお渡しし、お墓あるいは納骨堂などへ向かいます。遺影は持っていく必要はありません。納骨前に導師により念仏を唱え、骨壷を納めます。これで、忌明け法要は終了となります。

ちなみに、骨壷をお墓あるいは納骨堂へ納めるのは喪主でなくてもかまいません。お墓へ納骨する場合だと礼服が汚れてしまうため、納骨する人のみ汚れてもいい服に着替えておいた方が良いでしょう。

中陰表になぞらえると次の法要は「百ヶ日法要」ですが、ほとんど行われていないため「初盆」または「一周忌法要」が次の法要となります。もしこの2つの時期が重なるのであれば、一緒にしても問題はありません。