1)経済的理由

2)故人の遺志

3)アットホームな葬儀

4)宗教観やしきたりに縛られたくない

5)(一般葬と比較した)葬儀負担の軽減

上記の5点が主に挙げられます。また、人間関係の希薄化が関係していることも考えられます。以前と比較すると近所付き合いが少なくなり、それにより葬儀に参列する友人知人も少なくなったことから、家族葬増加に影響していると言えます。

こういった背景に後押しされ、家族葬専用の施設や企業が増えたことで益々家族葬の割合が増えています。葬儀費用が割安になる「葬儀会員」についても、主に家族葬を想定した会員制度です。

家族葬は(一般葬と比べて)葬儀費用が少ない、と言えるのは確かですが、参列者が少ない分香典も少ないため、費用負担が軽減するかどうかはまた別の話と言えます。いずれにしても、葬儀費用を抑えるという理由だけで家族葬が増加したのではなく、様々な理由や背景が影響しており、今後益々家族葬の割合が増えると思われます。

参考:【第5回お葬式に関する全国調査】(2022年) https://www.e-sogi.com/guide/46028/

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